気象庁の最新の情報や「雨と風の予想シミュレーション」をみてみると、来週も「大雨」の天気となるところがありそうです。「短期予報解説資料」をみると、前線が6月1日(日)にかけて華中~東シナ海にのびて、翌6月2日(月)には、上空5760m付近の雲の広がりやすい気圧の谷に対応して、朝までに前線上の東シナ海に発生する低気圧が、九州の西に進む見込みです。

前線や低気圧に向かって大陸や、沖縄の南から流れ込む暖かく湿った空気の影響で、南西諸島では6月1日~2日、 西日本では6月2日に大気の状態が不安定となり、「雷を伴った激しい雨」や「非常に激しい雨」が降り『大雨』となる所があるとしています。

このため、気象庁は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風、局地的には 竜巻などの激しい突風に注意するよう呼び掛けています。

また、週間天気予報解説資料によりますと、3日(火)~4日(水)にかけては低気圧が日本付近を北東に進み、低気圧から前線が沖縄付近に伸びる見込みだということです。この低気圧や前線の影響で、日本は全国で広く「雨」、北海道では「曇り」の天気となる見込みです。

また、6⽉3⽇にかけては、⻄日本と東⽇本付近へ進む低気圧の発達の程度等によっては、東⽇本太平洋側と⻄⽇本では『警報級の⼤⾬』となる恐れがあるということで、最新の気象情報に留意するよう気象庁は呼び掛けています。

【5日先までの雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。