仙台市内を流れる広瀬川の河川敷の堤防で3日、子どもたちが巨大な壁画アートに挑戦しました。
描くのは、仙台の四季です。
壁画アートの制作は、コロナ禍でイベントになかなか参加できないなど我慢を強いられている子どもたちに非日常の体験を楽しんでもらおうと、仙台商工会議所青年部が企画しました。

キャンバスとなるのは広瀬川河川敷の堤防です。長さはおよそ▼30メートル、堤防上部には仙台の四季を、下部には自由に絵を描いていきます。
このイベントは先月から始まり、これまでに▼200人以上が参加しました。長町中学校の美術部の生徒10人は、シャボン玉やアユを描いていました。

参加者:
「開放的で、家など室内で描いていることが多いので、風も気持ちよくて楽しい」「みんなでつなげて描いていくので、みんなの思いがひとつになって楽しい」
仙台商工会議所青年部 佐藤司さん:
「いたずら書きのようなわくわくする体験をして、自分の記憶に刷り込んでもらえたら」
この壁画アートは今週末には完成し、今月13日にお披露目会が開かれます。