中国の製造業の景気の良し悪しを示す指数が前の月よりやや改善したものの、判断の節目となる「50」を2か月連続で下回りました。

中国の国家統計局によりますと、5月の製造業の景況感を示す指数である「製造業PMI」は49.5となりました。

4月より0.5ポイント上昇しましたが、景気の良し悪しを判断する節目の「50」を2か月連続で下回りました。

互いに一時100%以上の追加関税を課していたアメリカと中国が今月、税率を相互に115%引き下げることに合意したことが景況感の改善につながったとみられています。