日本製鉄のUSスチール買収計画をめぐり、アメリカのトランプ大統領はUSスチールの製鉄所で集会を開きました。現地から中継です。
東部ペンシルベニア州、ピッツバーグ郊外のUSスチールの製鉄所前です。
トランプ大統領は日本製鉄による巨額の投資を歓迎する一方、USスチールがアメリカ企業でありつづけるとも強調しました。
トランプ大統領
「我々は大きな合意を祝うためにここにいる。USスチールはアメリカの会社であり続ける」
トランプ大統領は日本製鉄による140億ドル、日本円で2兆円あまりの投資についてアメリカの鉄鋼業の歴史上、最大の投資だと意義を強調し、集会に参加した日本製鉄の森副会長を「とても尊敬されている人物だ」とたたえました。
一方で「最も重要なことは、USスチールがアメリカにコントロールされ続けることだ」とも述べ、日本製鉄が求めている完全子会社化を認めるのか、という点については具体的には説明しませんでした。
USスチール労働者
「信じられないほど素晴らしい取引。日本製鉄は偉大な会社でパートナーであることを誇りに思う」
また、トランプ氏は6月4日から鉄鋼に課している25%の追加関税を2倍の50%に引き上げると表明し、国内の鉄鋼業を保護していく姿勢を鮮明にしています。
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