◇5月30日(金)東北楽天ゴールデンイーグルス(パ5位)vs福岡ソフトバンクホークス(パ4位)/楽天モバイルパーク宮城

ソフトバンクは1点を追う2回表、2アウト1、3塁のチャンスを作り、9番・川瀬がライト前へタイムリーを放ち、すぐさま追いつく。なおも満塁のチャンスを作るが、2番・野村が三振に倒れ、勝ち越しとはならない。

一方、先発の大関は毎回ピンチを背負うが、粘りのピッチングで追加点を許さない。3回、4回、5回と立て続けに得点圏にランナーを背負うが、後続を抑えマウンドを降りる。

7回ウラ、3人目の杉山がこの回先頭の3番・浅村に2ベースヒットを打たれると、2アウト2塁で6番・伊藤にタイムリー3ベースを打たれ、1点を勝ち越される。なおもピンチは続き、雨による中断もあったが、集中力を切らさず後続を三振に抑えた。

1点を追う8回表、ソフトバンク打線が反撃に出る。先頭の3番・近藤がフォアボールを選び出塁、4番・中村晃がセンター前ヒットで繋ぐと、5番・柳町の内野ゴロの間に再び同点とする。さらに満塁のチャンスで、第1打席タイムリーの川瀬が押し出し四球を選び勝ち越すと、相手バッテリーのミスで4対2とリードを広げた。

9回ウラは、守護神のオスナがヒットを打たれるが、パ・リーグ首位打者の村林を空振り三振に仕留め、4時間超の接戦を制した。ソフトバンクは11残塁、楽天13残塁と互いにホームが遠かった。

(試合結果 ソフトバンク4-2楽天)