汚れた水をきれいにする「浄化槽」の役割を知り、水を取り巻く環境への理解を深めてもらおうと愛媛県宇和島市で児童を対象に学習会が開かれました。

この学習会は環境機器などを販売する松山市のダイキアクシスが初めて開いたもので、宇和島市立鶴島小学校の4年生の児童33人が参加しました。

児童らは、微生物が汚れを食べる働きを利用して、水をきれいにする浄化槽の仕組みを聞き、下水道が普及していない地域でも汚れた水が放出されないことなどを学んでいました。

このあと、施設内に設置されている直径が2メートル以上の大型浄化槽などを見学し、きれいな水が海へ返っていく様子を観察しました。

児童
「水を使いすぎないとか汚い水やゴミとかを流さないようにしたい」

ダイキアクシス 環境機器事業統括本部 永山ひなさん
「下水道や浄化槽というものが陰で水をきれいにしているのを知ってもらえれば一番よいと思います」

また、生産拠点のある、スリランカをオンラインで結び、現地の小学生と交流していました