大分県国東市にある国東中学校で理科の授業中、硫化水素のにおいを確認する実験を終えたあと、生徒6人が体調不良を訴えていたことがわかりました。

国東市教委によりますと、5月29日午後2時ごろ、国東中学校2年の理科の授業中に、教師が発生させた硫化水素のにおいを生徒に確認させる実験を行いました。

実験終了後に6人の生徒が体調不良を訴え、病院で手当てを受けました。このうち3人が入院しているということです。残る3人は症状がなくなり、30日登校しています。

国東市教委は「関係する生徒・保護者に対し、多大なるご心配とご迷惑をおかけし、心よりお詫びするとともに再発防止に努めます」とコメントしています。