富山市の2024年(令和6年)の家計調査の結果が30日発表され、2人以上世帯の平均貯蓄額は1,977万円となり全国15位、前年より7.3%増加したことがわかりました。

総務省統計局の家計調査は、国民生活での家計収支の実態を明らかにすることを目的に、昭和21年7月以来、毎月実施していて、富山からは富山市の96世帯で調査が行われました。

それによりますと、2024年(令和6年)の2人以上世帯の平均貯蓄額は1,977万円となり、前年より7.3%増加しています。これは全国の県庁所在地のなかで15位となっています。

一方で、負債は517万円と前年より16.5%減少しました。こちらは全国37位でした。貯蓄の内訳を見ると、普通預金などの「通貨性預貯金」が754万円で、前年比18.2%増えています。

定期預金などの「定期性預貯金」は474万円で14.4%減少。「生命保険など」は418万円で14.2%増加しました。

勤労者世帯に限ると、平均貯蓄額は1,652万円。負債は757万円でした。