世界陸上の事前キャンプなどで鳥取県と交流がある世界有数のジャマイカ陸上チームから、2人の高校生選手が鳥取県鳥取市で開かれる大会に出場することになり、29日、深澤市長にあいさつしました。
ジャマイカから来日したのは男子100メートルのマリク・タージャリー・アンソニー・ヌージェント選手と、女子100メートルのアドラ・ディスティニー・キャンベル選手の2人で、ジャマイカ陸上競技連盟のゲイル会長らとともに、鳥取市役所を訪れました。
ウサイン・ボルトら世界トップレベルの選手を輩出したジャマイカは、2007年、2015年と過去2回の世界陸上の折、鳥取市で事前キャンプをしていて、今年9月の東京大会の前にもキャンプをすることが決まっています。
ゲイル会長は鳥取のもてなしに感謝し、一層交流を深めたいと伝え、2人の高校生も大会への抱負を話しました。
ヌージェント選手
「鳥取はとてもいいです、いい経験ができています。」
キャンベル選手
「ベストを尽くします。」
2人は6月1日に開かれる「布勢スプリント」に出場し、上位進出を目指します。
会場となる鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場は、記録が出る競技場として知られ、ジャマイカ陸上チームが9月1日から11日まで世界陸上東京大会の事前キャンプに入ります。