大分県竹田市のくじゅう花公園では風に揺れる色とりどりのバラが見ごろを迎え、訪れた人の目を楽しませています。
高原の風が心地よい竹田市のくじゅう花公園。22万平方メートルと広大な敷地の一角にあるローズガーデンでは350品種1600株のバラが満開を迎えています。標高850メートルの場所にあり、日中の気温が20度前後と涼しさの残る園では例年、大分市など平野部より2週間ほど遅く見頃を迎えます。

園内には支柱を使って花を飾る演出で人気のフォトスポットもあり、29日も訪れた人が鮮やかな色や優雅な香りを楽しんでいました。
(くじゅう花公園・後藤雄一さん)「1週間ほど開花が遅れましたが、今は十分きれいな状態で見ていただけると思います。香りに包まれながらきれいな花を見ていただけるのがバラの特徴なので、花と香りを楽しんでいただければと思います」
花公園によりますと今年は晴れた日が続いていることからバラの生育は順調で、6月上旬まで見頃が続きそうだということです。