今年1月、埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故を受けて、岡山市は国の要請に基づく下水道管の調査を実施していると発表しました。

岡山市の都市・環境委員会で下水道管の特別重点調査の実施内容が報告されました。調査は今年1月、埼玉県八潮市で発生した下水道管の破損が原因とみられる道路陥没事故を受け、国が全国の自治体に実施を要請したものです。
対象となるのは、1994年度以前に設置された内径2メートル以上の下水道管で、腐食しやすい箇所を優先的に調査します。岡山市は今月(5月)19日から南区泉田などで調査を始め、カメラを使って下水道管内部を確認しているということです。

費用は約2億2000万円で、来年2月末までに対象の下水道管全ての調査を完了させるとしています。