国道2号・西広島バイパスの広島市中心部への延伸に向け、28日夜から、新たな区間で工事が始まりました。

西広島バイパスは、交通渋滞の緩和などを目的に、広島市西区の観音本町から中区平野町までの約2・3kmで高架延伸を進めています。ことし1月から舟入地区などで橋脚を設置するスペースを確保するための事前の工事が行われていました。

隈元大樹記者
「きょうから、元安川より東側の広島市中心部のエリアでも西広島バイパスの延伸に向けた工事が始まっています」

28日夜からは、広島市中区の大手町より東側の中心部で、工事が始まりました。中央分離帯をなくすため、樹木の撤去作業が行われました。撤去が終わると、高架橋の建設が本格化します。

国土交通省中国地方整備局 広島国道事務所 宅野仁志 工務課長
「都市部での工事になりますので、安全を第一に、地域の皆様に喜んでいただけるような道路建設に努めて参りたいと思っております」

工事期間中は午後10時から翌朝5時まで、上下線で車線が規制されます。