梅雨入りを前に、北九州市では市内に26か所あるアンダーパスの点検が行われました。

浅上旺太郎 記者
「都市高速と線路の下を通るアンダーパスでは冠水に備えて、電光掲示板の点検が行われています」

5月28日午前北九州市小倉北区にある東篠崎アンダーパスでは、市の職員と委託業者が、水深が20センチ以上になった場合にドライバーに通行止めを知らせる警報装置を点検しました。

北九州市では去年、市内5か所のアンダーパスが大雨で冠水し、車2台が立ち往生する被害が発生しました。

職員たちが、通行止めを実施する手順や排水溝に土がたまっていないか確認しました。

北九州市 道路維持課 中村妃佳里 主任
「ゲリラ豪雨と言われるような集中的に降る雨が近年多いので、自分たちが想像しているよりも水位が一気に上がるので気をつけていただきたい」

北九州市は、大雨の時にはアンダーパスを通らずに迂回するよう呼びかけています。