岡山市中区の、民間が所有する11の土地で50年以上に渡り課税漏れがあったことが分かりました。少なくとも180万円に上るということで大森市長が謝罪しました。

課税漏れがあったのは岡山市中区原尾島にある11の私有地です。市によりますとこれらの土地について、1972年に当時の担当者が、本来は市街化区域のところを誤って開発が制限される市街化調整区域と判定し、課税額を少なく設定したということです。
去年秋に、土地の所有者の一人から問い合わせがあり発覚したもので課税漏れは少なくとも180万円に上ります。これを受け、大森市長はけさ(28日)の会見で謝罪しました。
(大森雅夫岡山市長)
「市民全体に対して、公平な課税がなされていないということになりますので、改めてお詫び申し上げたいと思います。適正化に向けて徹底していきたい」
岡山市によりますと課税漏れは法律で過去5年分は追加納付を求めることができますが、今後の対応は検討中だということです。