愛媛県松前町は、個人情報が記された児童クラブの利用通知書を誤って、別の世帯に送付したと発表しました。

松前町によりますと、今月21日、今年度分の放課後児童クラブ使用料の通知書を発送した際、兄弟姉妹で利用している家庭の通知書を誤って、別の家庭に発送したということです。通知書には、保護者の氏名、住所・利用児童の氏名、振替に使っている金融機名や支店名、口座番号下3桁と口座名義人が書かれていたということです。

26日、この通知書を受け取った家庭からの連絡でミスが判明。町は、両家庭に電話で謝罪や状況説明を行ったうえで、誤った通知書の回収や正しい通知の再送付を行ったということです。町によると、両家庭は同じ名字で、住所も番地を除き同じだったことが原因と考えられるということです。町は、封入や発送手順の見直しのほか、ダブルチェック体制を強化するなどして、再発防止に取り組むと説明しています。