本格化する大雨シーズンを前にJR東海は、東海道新幹線の車両を使った訓練を行いました。
きょう(28日)未明、JR東海は横浜市の新横浜駅で新幹線の車両を使って大雨に備えた訓練を行いました。訓練は、新横浜駅と小田原駅間で大雨が降り、新幹線が長時間、運転見合わせたとの想定で実施。
駅員らおよそ250人が参加し、新横浜駅で折り返し運転をする際に落雷の影響でポイントの切り替えが自動で行えない事を想定し、職員が手動で切り替える手順などを確認していました。
JR東海 有本政弘 運輸営業部長
「この夏もおそらく、なかなか厳しい気象条件かなと思っています。線状降水帯とか、急遽、雨が降って我々が想定している以上に早く、電車が止まることもたまにありますが、まずしっかり備えるということ」
ほかにも、停電や故障などで動けない列車から専用の板を別の列車に渡して乗客を移動させる訓練や、近年、列車内で発生している事件を踏まえ、警察と連携した不審者への対応について訓練しました。
JR東海は、台風や予測の難しい線状降水帯などの大規模な自然災害に備える為、訓練などを通し、柔軟に対応が出来るようにしていきたいとしています。
注目の記事
なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

アライグマとみられる動物に住宅街で女性が噛まれる 足が腫れスニーカーにも大きな穴 対処は?【岡山】

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

 
   
   
  







