政府は27日、除染土に関する関係閣僚会議を開き、最終処分に向けた基本方針を取りまとめ、総理官邸で再利用する方針を盛り込みました。
政府は27日、除染土の再利用や最終処分に関する関係閣僚会議を開き、基本方針を取りまとめました。基本方針には、除染土を東京・霞が関の総理官邸や中央省庁の花壇などで、再利用を進める方針が盛り込まれました。また、最終処分に向けた具体的な工程表を夏までに策定する方針です。

除染土をめぐっては、2045年までに県外で最終処分することが法律で定められていて、政府は処分の量を減らすため、全国で再利用を進めたい考えです。総理官邸での再利用が実現すれば、県外では初めてとなります。