自衛隊機墜落を受け、愛知県犬山市は27日午後に開かれる防衛省の説明会を待って市民への対応を検討する考えを示しました。
5月14日、宮崎県の航空自衛隊新田原基地に所属するTー4練習機が墜落し、搭乗員2人が死亡しました。


現場の入鹿池では27日も約150人態勢で捜索が続いていて、機体や漏れ出たとみられる油の回収を行うとともに、池から採取する農業用水に油が混じらないようオイルフェンスが張られています。
(犬山市 原欣伸市長)
「市民の皆さんが、日常生活を1日も早く取り戻せるように、我々としてできることに最善を尽くしていきたい」

27日夕方、防衛省が県や市などの関係者に対し説明会を開く予定で、犬山市の原欣伸市長は27日の定例会見で、説明会を受けて農家や貸しボート業者など市民に対しての対応について検討する考えを示しました。