小泉農林水産大臣は、政府の備蓄米の「随意契約」での販売に、19社から合計9万トンの申し込みがあったことを明らかにしました。

小泉進次郎 農林水産大臣
「あさって29日にも、備蓄米の引き渡し。6月の1週目に店頭に並ぶ。そういっためどが見えてきた」

小泉農水大臣は会見で、備蓄米の「随意契約」について、けさ9時時点で19社からあわせて9万824トンの申し込みがあったと明らかにしました。早ければ、きょうにも一部の契約が完了し、あさってにも備蓄米の引き渡しができるとしています。

これまでに、楽天グループやドン・キホーテの運営会社、スーパーのオーケーなどが申請したということです。

また、大手コンビニでは初めて、ファミリーマートも申請の方針を固めたことがわかりました。ファミリーマートでは1キロの少量サイズで取り扱い、400円で販売するということです。

精米とパック詰めは、親会社である伊藤忠商事のグループ企業が行うことで、6月上旬の販売を目指します。

【農水省発表 随意契約申し込み19社一覧】(5月27日午前9:00時点)

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