「被害にあわないため」にはどうすればよい?

被害にあわないためにどうしたらよいのか、東洋産業の大野竜徳さんに教えてもらいました。

まずは何よりも情報収集
「ヌカカ」や「アブ」などが大量発生しやすいところは、インターネットで検索すると自治体や先人たちの情報が出てきますので、心と体の準備がしやすいです。

長袖長ズボン+首元や顔周りをガード
できれば「明るい色の服」で虫を視認しやすくするのもコツです。スポッとかぶって首から顔まで覆える日射除け+帽子から垂らす虫よけも便利です。

靴下とズボンの隙間はイン&イン
裾を靴下の中に入れ、せめてアンダーウェアもパンツイン!動いても肌を露出させないようにしましょう。

防虫スプレーはディートorイカリジン入りでしっかりと
忌避効果のある防虫スプレーを使うのがおススメです。注意事項もあるので、購入時に薬局の店員さんなどに確認しましょう。

塗り忘れがないように、体中にしっかりかけて塗り込むことが効果を上げるコツです。かけそこなったところは生き物が狙ってくるスポットになります。

ハーブやミントなどの防虫スプレーはかえって虫を引き寄せてしまうものもあるので、使い方には気をつけましょう。

休憩はなるべく石やテーブルの上や開けて明るい場所、草むらや落ち葉の上に座るのはNG!
地面からやってくる虫は意外と多いですし、そのほかの生き物の危険もあります。開けた場所で休憩しましょう。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「この時に服装と虫のとりつきがないかチェック、関節や首筋など、汗をかきやすいところには再度防虫スプレーを使うのもいいですね」

「私はふと座った時に、目の前にあった草にマダニが脚を振り上げてこっちを狙っているのが見えたり、まわりでヤマビルが体を振り上げて獲物を探しながらにじり寄ってくる姿を見たりしてゾッとしたことがあります」