就職氷河期世代に影響も 低年金のおそれ

山形キャスター:
この底上げ案が削除されたことによって影響を受けるといわれているのが「就職氷河期世代」です。

1993年から2004年頃に就職活動をしていた人たちで、約1700万人いるといわれています。

この世代は正社員になるのが難しかったため「非正規雇用」が多く、厚生年金の加入期間が短い傾向にあるため、基礎年金が頼りで低年金のおそれがあるというのです。

井上貴博キャスター:
まさに「あんこ」の部分をどうするかということですね。

基礎年金が枯渇してきたので、厚生年金から流用しようとなると、厚生年金をコツコツ積み立ててきた会社員や公務員としては「聞いてないよ」という思いになってしまいますね。