「幸せを祈るばかり」「さみしい」…。和歌山県のパンダたち。26日からは検疫期間に入るため、ガラス越しの面会に。その前日の“ラストチャンス”にはファンが集結しました。

多くのお客さんが駆け足で向かう先にいるのは、パンダです。

和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールド。来月28日、4頭すべてのパンダが中国に返還されることが決まっています。

きょうから検疫期間に入るためガラス越しでの公開となり、きのうが“生パンダ”を見ることのできる「最後の機会」!

「もう最後なんかなって、悲しくなりました」
「さみしいです。また会いたいです」
「中国で元気に過ごして、お婿さんを迎えて。これからの幸せを願うばかりです」

きょう、パンダ舎の前には、ガラス越しでも会いたい!と言わんばかりの多くのファンの姿が。

「(パンダ)みられた。ごはん食べてた」

中国への出発前日、来月27日には園内で歓送セレモニーを開く予定です。

また、東京・上野動物園で飼育されているパンダ2頭も契約期間が来年2月となり、日本でパンダに会えるまでの残り時間が迫っています。