帝国データバンクによりますと山梨県北杜市白州町の運送業 サンコーラインが5月22日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に任せ、自己破産の準備に入りました。

サンコーラインは1966年10月に設立された運送業者で、食品製造業者を主力の得意先として、2013年5月期の年収高は約4億3000万円を計上していました。

しかし、近年は職員が高齢化し、退職に伴うドライバーが不足から受注の減少を余儀なくされ、2024年5月期の年収高は約2億7000万円に留まっていました。

更に燃料価格の高止まりで業績が改善する見込みはなく、資金繰りが限界に達したことから事業の継続を断念しました。

負債は約4億円ということです。