山形大学医学部できょう、小児がん患者への支援金の贈呈式が行われました。
山形大学医学部へ支援金を贈ったのは、社会奉仕活動を行う経営者の有志団体、ライオンズクラブ国際協会の山形県エリアの人たちです。

この団体は、小児がん患者への寄付金を募り、引き換えにラ・フランスジュースを
プレゼントする活動を行っています。

今回は、先月末の総会に出席した、会員およそ500人から集まった寄付金およそ34万円が山形大学医学部へ贈呈されました。

ライオンズクラブ国際協会 332-E地区 我孫子英彦 地区ガバナー「小児がんの患者や家族が大変苦労しているという話を聞いている。何とかそのお手伝いが出来ればなと」

山形大学医学部附属病院では、年間で新たに15人ほどが小児がんの治療を受けていて、患者家族には医療費だけではなく生活や学習の面でも大きな負担がでているといいます。
山形大学大学院医学系研究科医学専攻 三井哲夫 教授「がんというのは、子どもの病気の死因の第一位でもあり続けている。かかってしまうと、結構な闘病期間で頑張って闘病しなければならない。地域で活動している皆様に私どもにも目をかけていただけるのはありがたい」

きょう贈られた寄付金は今後、小児がん患者のおもちゃや絵本の購入、若手医師の育成費用などに充てられるということです。