広島市のバス停で、路線バスの乗車口の扉を蹴って壊したとして、広島市中区に住むアルバイトの男(29)が器物損壊の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、男は2月2日午前8時半ごろ、広島市中区小町の中電前バス停で、停まっていた路線バスの乗車口の扉(中扉)を足で蹴って壊した疑いがもたれています。
警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。
後日、バス会社から警察へ被害の届け出があり事件が発覚。警察は、目撃者の話や防犯カメラなどの映像から、男を特定したとしています。
男は扉を蹴ったあと、扉が開くとそのままバスに乗車。運行は継続され、男は運賃を支払って目的地で降りたということです。扉は外側が凹み、損害の見積額は11万1100円だということです。
警察は、男がバスに乗る際に何らかの不満がありドアを蹴ったとみて、事件のいきさつを調べています。