林官房長官は26日、政府の備蓄米の放出により、非常時の供給が確保されなくなった場合は、政府が輸入する「ミニマムアクセス米を活用する」と話しました。
コメの価格が高騰する中、政府は備蓄米の放出を決め、小泉農林水産大臣は、需要があれば備蓄米の在庫の60万トンをすべて放出しても良いとの考えを示しています。
ただ、備蓄米は不作の時でも国民が安定的にコメを食べられるよう政府が保管しているもので、林官房長官は26日、非常時に供給が確保されなくなった場合は、政府が無関税で輸入している「ミニマムアクセス米を活用する」との考えを示しました。
林芳正 官房長官
「備蓄水準の低下への懸念につきましては、食料供給困難事態法基本方針の考え方のもとで、非常時において、国民が最低限度必要とする食料の供給が確保されない場合には、国が保有するミニマムアクセス米を活用することとしております」
政府は26日、備蓄米の売り渡し方法を公表していて、小泉農水大臣は「できる限りスピードを重視した形で対応したい」と話しています。
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