大相撲夏場所で2場所連続4度目の優勝を果たした大関・大の里(24、二所ノ関)が26日、茨城県の二所ノ関部屋で会見した。優勝から一夜明け、「やっと終わったという達成感と充実感が今ありますし、まだ正式な発表はないですけど1回で(綱取りを)成功できたのは嬉しい」と喜びを語った。

15日間を「楽しんで相撲をとることができましたし歓声を力に土俵の上に立つことができた」と振り返った大の里。場所中は「気持ちの持ちようが良かったですし、人とほとんど会わなかったので連勝してもプレッシャーを感じなかった」という。

前夜の優勝パレードの旗手は、師匠の稀勢の里親方の弟弟子だった縁もあり高安(35、 田子ノ浦)が務めた。「(春場所で)優勝争いした先輩でもありますし、そういう方が旗手をやってくれて本当にありがたい。本当に感謝でしかないですし、髙安関の心の広さ。改めて胸にきた」と思いを述べた。

今後は同日の横綱審議委員会、28日の臨時理事会と番付編成会議を経て、正式に“第75代横綱・大の里”が誕生する。「伝達式をもう一回経験したい。(昨年9月の大関昇進の際の)あの空気感を鮮明に覚えている」と大の里。昇進が正式に決まれば、日本出身力士としては、2017年初場所後に昇進した師匠の二所ノ関親方(元稀勢の里)以来、8年ぶりの新横綱に。初土俵から2年、“史上最速”となる所要13場所での横綱昇進の快挙の瞬間がまもなく訪れる。