山形市立商業高校の５０代の男性教諭が同窓会費およそ８４０万円を着服していたことがわかりました。（※サムネは山形市の会見）

同窓会費を着服していたのは、同窓会費の会計を担当していた山形市立商業高校の５０代の男性教諭です。

この男性教諭は２０２１年４月から今月まで同窓会費の会計を担当していましたが、今月２０日に同窓会の会計監査を予定していたところ、体調不良を訴え姿を見せなかったということです。

監査用の通帳や帳簿などの資料が準備されていなかったことから、金融機関に残高を確認すると同窓会費が不足していることがわかりました。

２０日の夕方になって会計を担当する教諭と連絡がつき、事情の説明を求めたところ着服を認めたということです。

着服した金額はおよそ８４０万円にものぼり、ギャンブルに使ったと話しているということです。

この教諭は「やってはいけないことをしてしまった」と話し、現在は自宅待機となっています。

この事態を受けて高校と同窓会は、きょう山形警察署に被害について相談し、今後被害届を出すかを検討するとしています。