
また、救急車などの緊急車両が通行できるようにするため、JAFの隊員が道路を塞ぐ事故車両を撤去する作業も行われました。

倒れた看板も手際よく回収し、車1台分の幅を確保するとパトカーが現場に駆けつけました。

救出作業が終わると、地震でできた段差を解消するため土のうを設置する手順も確認しました。
福岡県警 交通規制課 西ヶ開浩 特別交通対策室長
「一番大事なのは人を助けることと思っています。その後の必要な物資を輸送するという点においても、まず通れなくなった道路を通れるようにする事が大事だと考えております」
災害時には、救助活動をスムーズに行うためにも、道路を復旧させるスピードも重要となります。
警察は訓練を通じて「迅速かつ的確な交通対策が講じられるようにしたい」と話しています。