「餃子の王将」運営会社の社長が射殺された事件。犯行に使われたのは発砲音が小さい拳銃でした。
特定危険指定暴力団・工藤会系幹部の田中幸雄容疑者(56)は、「王将フードサービス」の前社長・大東隆行さん(当時72)を射殺した疑いなどが持たれています。
捜査関係者によりますと、犯行に使われた拳銃は見つかっていないものの、現場に残された薬きょうや弾丸などを鑑定した結果、イタリア製の25口径の自動式拳銃が使われたと特定したということです。
銃に詳しい専門家・津田哲也さんにモデルガンを使って説明してもらいました。
(銃器ジャーナリスト 津田哲也さん)
「25口径というものは非常に小型で、手のひらに収まるぐらいのサイズ」
警察官が携帯している38口径の拳銃のモデルガンと比較すると、小さいことがわかります。ポケットにも入るサイズで殺傷能力は低いといいます。
(銃器ジャーナリスト 津田哲也さん)
「威力が小さいので護身用にしか向かないんですよね。あまり攻撃用武器としては使われない。25口径はよほど至近距離で多くの弾数を撃ち込まないと殺害には至らないと思いますね」
海外で25口径の拳銃を実際に撃った様子を映した動画を見ると、発砲した際の衝撃も少なく発砲音も比較的小さいことがわかります。
(銃器ジャーナリスト 津田哲也さん)
「通常狙撃するなら殺傷能力が高いものを選びます。発射音を計算に入れた可能性も考えられるわけですね、近隣に聞こえにくいという」
警察は周辺の住民などに犯行を気づかれにくくする狙いがあったとみて捜査しています。
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