広島空港で22日、全日空機が着陸後に走行不能となりました。誘導路には、23日も旅客機が止まったままです。

22日夜、広島空港のカメラが捉えた映像では、誘導路を走っていた全日空機が、突然停止した様子がわかります。

広島国際空港と全日空などによりますと、22日午後9時ごろ、新千歳発、広島行きのANA1272便が着陸後、誘導路を走行中に工事区間に進入し、コンクリート製の台座を乗り越えて停止しました。

機体の一部が損傷し、走行できなくなったため、およそ1時間半後、乗客126人全員が可動式のタラップで降りたということです。乗務員を含め、けが人はいませんでした。

乗客
「着陸して滑走路の走っている途中で急ブレーキがかかったので「何が起きたのかな?」衝撃だったので」

広島空港の誘導路には、23日も旅客機が止まったままです。

東京から来た男性
「直前で怖かった。気を付けてくれれば、一番早いし便利なので利用します」

23日はANAの広島発新千歳行きの便で25分の遅れが生じましたが、そのほかの広島空港発着便に影響はないということです。