さて、NTTドコモが独自に提供してきた「ドコモの絵文字」。6月下旬以降の発売機種から順次終了することが発表されました。街で絵文字について聞いてみると、使い方も少しずつ変化していました。

「絵文字」が作られて26年…。みなさんは、どう使っていましたか?

60代
「バリバリ絵文字世代!」
50代
「バリバリこの絵文字です。どれ使ってた?」
60代
「けっこう使ってた!」
50代
「これがよく分からなかったの。『うずまき』。この『うずまき』をよく使ってた」
60代
「台風じゃないの?」
50代
「『おはよう(うずまき)』って意味もなく使っていた。このグルグルで、これハートね。これはよく使うじゃん」
60代
「これ星座でしょ?」
50代
「それ使わなかった。懐かしい!」

こちらの女性も…

40代
「この辺(OK)は使いますよね。この顔のところはよく使っていた。気持ちを表すとかそんな感じですかね」
「いまの旦那と付き合っている時はハートマークとかよく使ってた。名前にハートみたいな。お互いにそれをやっていた」

30代から50代を中心に「懐かしい」「よく使っていた」との声が。

しかし、こちらの20代女性は…

20代
「見たことないです。古いですね。昔のゲームみたい。(絵文字を)あまり使わない子が多いかも。この子くらいですよ、使うのは」

若い世代で「絵文字」は使っていないといいます。

1999年、NTTドコモがiモードコンテンツとともに開発した「絵文字」。6月下旬発売する機種から絵文字が終了するということですが…

40代
「困りますね。いまだにメール打つの全部絵文字。句読点よりも絵文字を使うことが多い。もう20年以上は使っている」

こちらの40代の男性、「絵文字」は欠かせないと話します。

40代
「あっビール使う!すごくビール使う。ハートも使う。笑っているのも使っている。ずっとドコモを使わせていただいています」

さらに、みなさんの声を聞いていると、こんな使い方をする人も…

息子(30代)
「何種類か組み合わせて意味が通じるようにしていたのを親から送られたことはある。『夕食作ってあるよ』という感じで。ニコとか食べ物のマークと一緒に」

文字数を省略するために「絵文字」を使っていたといいます。

TBSに残る「絵文字」全盛期時代の映像を見てみると…

「『にこにこ顔』+『ハートが割れて』+『泣き顔』=『失恋』みたいな」
「電話してね~の『電話』とか、きょう気分ブルーで『雨』とか」

絵文字だけで会話をしていたというのです。

使い方が変わる「絵文字」。みなさんは、どんな思い出がありますか?