JR東日本のグループ会社は、社員が在来線のグリーン車でグリーン料金を支払わずに不正乗車していたことを明らかにしました。座席をチェックする別の社員が料金を徴収したことにしていたということです。

「JR東日本サービスクリエーション」によりますと、中央線快速などのグリーン車に私的に乗った社員に対して、座席のチェックを行う「グリーンアテンダント」の社員が端末を不正操作して、料金を徴収したことにしていたということです。

この手口で、おととし5月から今年4月までの間にあわせて11人の社員が不正乗車にかかわり、総額3万1660円が支払われていませんでした。

不正を行った社員は調査に対し、「安易な気持ちでやってしまった」などと話しているということです。