政府による新たなガソリン補助金が22日から始まりました。最終的に1リットルあたり10円引き下げられる予定のガソリン価格、長崎市内のガソリンスタンドで今後の見通しなどを聞きました。

22日から始まった政府による新たなガソリンの補助金制度。1リットルあたり7円40銭の補助金が石油の元売り会社に支給されます。

長崎市内のガソリンスタンドでは22日からレギュラーガソリンの価格を前日より6円安くしました。

フジオカセルフ城山SS吉田広大所長「補助金自体はものすごくありがたいことではあるんですけども厳しい状況が続くと思うので補助金としてはもう少し入れていただきたい」

利用者「聞いたらね、5円違うって言うからきのうとね、びっくりした」「徐々に徐々に下がってくれたら嬉しいなありがたいなと思います」

新たな補助金制度はガソリン価格を段階的に押し下げ最終的に定額で1リットルあたり10円引き下げる狙いですが、原油相場が見通せないことなどから店頭価格にただちに反映させるのは難しいといいます。

政府は補助金が店頭価格に反映されるまで2~3週間程度かかると説明していて、利用者がさらに値下がりを実感できるのは6月以降となる見通しです。