世界から海運や造船関連の企業が一堂に集まり最新技術を紹介する「バリシップ2025」が22日、愛媛県今治市で開幕しました。

バリシップは今治市で2年に1度開催される西日本最大の国際海事展で、9回目となる今回は国内外384の企業が出展しました。

(今治市海事都市交流委員会・桧垣幸人会長)
「ぜひ次の若い世代皆さんのご子息が、海事産業に入りたいと思ってくれるような魅力あるイベントをしております」

今回のテーマは「今治で未来と出会う」、それぞれの企業自慢の最新技術が紹介されていて、訪れた高校生は会場を巡りながら、自らの未来と重ねている様子でした。

(香川県立多度津高校・滝安翔愛さん(2年))
「船は世界でたくさん使われているのでとても大事。機械を作る企業に就職したい」

また、環境と人にやさしい海運をめざし作られた「内航ミライ研究会」が開発した貨物船「ちゅらさん」の見学会なども行われる「バリシップ2025」は、最終日のあさって・土曜日、会場が一般公開されます。