前職の辞職に伴い6月に行われる宝達志水町の町長選挙で、元副町長で農林水産省職員の高下栄次さんが出馬の意思を固めたことが、関係者への取材で分かりました。

宝達志水町の町長選挙は宝達典久前町長の県議会議員への転出に伴い行われるものです。

高下栄次さんは57歳、農林水産省の職員で2019年から3年間宝達志水町の副町長を務めました。

支援者によりますと、高下さんは「町を二分している状況を改善し前向きに町政に取り組みたい」と話し意欲を示していましたが、21日夜に電話があり出馬を決めたということです。

高下さんは23日午前、記者会見を開く予定です。

町長選をめぐっては自民党の宝達志水町支部も、宝達県議や国と連携をとれる候補者の擁立を進めていますが、町議会で過半数を占める非自民系のグループは擁立を見送ると発表しています。