愛媛県内一のビワの産地 愛媛県伊予市では今、旬の迎えている特産「唐川びわ」の出荷が始まっています。

伊予市の唐川地区が発祥の「唐川びわ」は、みずみずしい果肉とさわやかで上品な甘味が特徴的で、市のブランド品にも認定されています。

市内稲荷にある向居元春さんの畑では、およそ20本のビワの木が育てられていて、20日から収穫が始まりました。

22日もビワの実を手作業で摘み取っていたほか、パック詰めの作業も行われました。

(農家 向居元春さん)
「糖度もかなり出とんじゃないかと、甘いビワが収穫できたと思います。
新鮮なものが一番美味しいということで、2・3日置かないでその日に食していただいたらなと思う」

JAえひめ中央によりますと、今年は2月の寒波の影響で、生育が2週間ほど遅れたそうですが、去年大量発生したカメムシの影響もなく、平年並みのおよそ25トンの出荷が見込まれています。

「唐川びわ」の収穫は、来月下旬まで続く予定で、愛媛県内や関東に向けて出荷される予定です。