
高良初子さん
「巷では、ビッグママって、言う人もいますよ。もう少し太らないといけないね。嬉しいですよね。家族みたいにしてくれる、異国でね」
さらに、初代大統領のケネス・カウンダ氏からは、マイシスターと呼ばれて慕われ、時にはお礼の手紙も届きました。
これまでの活動が評価され、2019年に外務大臣賞を受章、去年は旭日双光章を受章しました。
いよいよウチナーンチュ大会、前夜祭パレード当日。
高良さんのために、我那覇さん、そして宮良さんの学校の子どもたちまで、
多くの人が集まり、息子の一平(いっぺい)さんも駆けつけ、旗手を務めました。
息子の一平さん
「とても良いお母さんで、とても思いやりの強いお母さんです。これからも(沖縄に)たくさん訪れたいです」
ザンビア代表で、歩く高良さんの足取りは、終始、軽快なものでした。
高校の同級生との再会など、思いがけない出会いも!

高良初子さん
「久しぶりに皆さんお会いできて、懐かしく思えましたね。また来ます。(帰るのは)寂しいね。でもまた帰って頑張ります。命あるかぎりね。これで栄養もらいましたので」
ウチナーンチュとしてたった1人ザンビアに渡り、発展に貢献した高良初子さん。その思いは、若い世代に繋がっていきます。
【記者MEMO】
高良さんは、ザンビアで様々な活動を行いましたが、日々、沖縄と日本の文化も子どもたちに教えているそうで盲学校の子どもたちは「てぃんさぐぬ花」を歌えるようになったといいます。沖縄とザンビアをつなぐ高良さん、今後もパワフルにがんばって欲しいですね。