そして2021年10月、クラブはガイドブックを出版し、エリアを一般公開。SNSでも発信し、首都圏を中心に年間およそ2000人のクライマーが訪れるようになりました。

室井登喜男さん:
「みんな『こんなとこあったんだ』って。県外からもいっぱい来るようになったので、良い感じに(公開)できた」

山間にある黒平町の住民は先月末時点で5人。
過疎化が進む中、クライマーが訪れることは地域の活性化につながっています。

黒平町自治会長 藤原一郎さん:
「宿泊的な面でも利用してもらっていますので、本当に良かったと思う」