有名企業も他業種へ展開 “二刀流”の人気店に

井上キャスター:
異業種への参入といえば、「吉野家」の競合他社である「すき家」を運営しているゼンショーホールディングスですが、3月期連結決済で、初めて売り上げが1兆円を超えた一大飲食グループです。

▼回転寿司
▼ファミレス
▼パスタ
▼ハンバーガー
▼ハンバーグ・ステーキ
▼焼肉
▼とんかつ
▼イタリアン
▼丼・うどん
▼和食ファミレス

これだけ多角化しています。

フードアナリストの重盛高雄さんは「吉野家は、性別・年代と客層が狭い牛丼一筋ではこの先戦っていけない」と話しています。

他業種へ展開する企業は他にもあります。

「崎陽軒」では、米粉を使ったスイーツの専門店「HB Style KIYOKEN」を展開しています。シウマイ弁当では名わき役の「あんず」と、ご飯と同じスチームで調理したふっくらモチモチな生地を使い、スイーツを販売しているということです。

また、紀伊國屋書店新宿本店の書店の地下には、旅行雑誌「るるぶ」が展開している「editor's fav るるぶキッチン」があり、全国各地のご当地グルメ約100種類が味わえる専門店となっています。

地域とコラボした「ご当地メニュー」があったり、「るるぶ」を見ながら食事することも可能なんだそうです。