お茶の産地も和紅茶で勝負「海外産に比べあっさりと飲みやすい」
山形キャスター:
お茶の産地・静岡県富士市も今は紅茶で勝負しています。

富士茶農協の植松弘毅代表理事専務によると、そもそも若者の茶離れや、一部の緑茶の需要が激減しているなかで需要のある紅茶に目を付けたそうです。
そこで、一部の茶葉を和紅茶にする事業者が増えたことにより、紅茶の消費拡大を目指しているということです。
富士市で2025年にオープンしたのが和紅茶専門店「紅茶店367」です。

▼紅茶の渋みを抑えた「あかふじ」、▼柑橘系和紅茶専用の品種「べにふじ」など、店内15種類全て富士市の茶葉を使っているということです。
また、海外の紅茶と違いもあるようです。
紅茶店367の掛橋つかささんによると、「海外産はミルクティー前提で作られているため、味が濃い。和紅茶はあっさりでストレートでも飲みやすい」と、渋みと甘みのバランスが良いと話していました。
浜内さん:
日本のお茶は「テアニン」という甘味・旨味成分が強いです。やっぱり和紅茶も「テアニン」が強いから、飲みやすいかもしれませんね。
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<プロフィール>
浜内千波
食品企業のコンサルをしながら40年以上料理教室を主宰
日々役立つ家庭料理を中心に伝えている