岩手県滝沢市にキャンパスがある2つの大学の教員を目指す学生が、市内の小中学校で学習支援のボランティアを行う取り組みが今年も行われることになり、学生の代表にボランティアの証明書が交付されました。

学生ボランティアが小中学生の学習支援を行う滝沢市の「ラーニング・サポーター・プロジェクト」は、市の教育委員会が盛岡大学と協力して2005年に始めたもので、2018年からは岩手県立大学も参加しています。
このうち21日は県立大学で学生ボランティアの代表に証明書が手渡されました。

2つの大学で教員を目指す学生によるボランティアは、市内の小中学校での学習支援の他、課外活動の補助や不登校の児童・生徒のサポートなども行います。

(ソフトウェア情報学部2年 和田怜弥さん)
「滝沢市の小学生中学生と関われるいい機会だと思って応募しました。将来、教育に関わる仕事に就きたいと思ってるので、そういう経験を活かしていけたらなと思います」

市の教育委員会によりますと今年度は2つの大学を合わせると117人のボランティアが登録していて、小中学校の要請に応じて活動します。
19日、証明書の交付が行われた盛岡大学はすでに要請を受け付けていて、県立大学は26日から要請を受け付けます。