江藤農林水産大臣が「コメは買ったことがない」などと発言し、事実上更迭された問題についてです。広島の消費者からも「庶民のことを分かっていない」といった厳しい声が聞かれました。

江藤拓 農林水産大臣
「国民の皆様方に、心からお詫びを申し上げたいと思います」
江藤農林水産大臣は21日朝、官邸を訪れ、石破総理に辞表を提出しました。江藤氏は「コメは買ったことがない。売るほどある」などと講演で発言し、コメの価格が高止まりする中、「不適切」などと批判の声が相次いでいました。
消費者は-
「早く辞めればいいと思っていた。全然ダメ」
「信じられない。庶民のことは全然わかってない」
「やっぱり当然じゃないですか。次の人にはちゃんとやってもらわないと」
「安いところドンキとかに行って、1人暮らしなんで2キロぐらいの安いやつを買ってます」
「高いんで買いにくいです。パスタにしたり、おそうめんにしたりとかして、お米をちょっとでも使わないようにとか。海外に輸出しますとか見ると、いや、まず国内でしょうとか色々思います」
「子供3人いるので米はもう必須なんですけど。安くなるのが1番ですけど、それよりもみんなに平等に買えたらいいなと。無いスーパーもあるから」
「やっぱり農家の人にも、やっぱりね、作るの大変だから。食べる方も作る方もどっちもいいような、そういう政策をやってもらいたいと思う」

後任の農水大臣には、自民党の小泉進次郎・前選挙対策委員長が起用されました。