ゴールデンウィーク明け、子どもの心のSOSを見逃さないでほしい。富山県内で不登校支援に取り組む団体が、保護者や学校関係者に強く呼びかけています。ゴールデンウィーク後に「学校を休みたい」と訴える子どもたちを無理に学校に行かせると、次の夏休み後には事態がさらに深刻化してしまう恐れがあると警鐘を鳴らします。「子どもたちの意志を大切にしていただけたら、彼らは前を向いて生きていこうとするので彼らの意志を信じてほしい」と話します。

以前は夏休み明けに不登校が増加する傾向がありましたが、近年では、ゴールデンウィーク明けも顕著に増加しています。
全国の傾向と同様、富山県内の不登校の子どもたたちの数も増え続けていて、2023年は小中学生で計2641人と過去最多を更新しています。特に小学校で急増していて、5年前の2.6倍にのぼります。