東日本大震災で全壊した陸前高田市の県指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」の復旧作業が完了し、23日一般公開が始まるのを前に20日、報道向けの内覧会が行われました。

復旧した施設が公開された陸前高田市気仙町今泉地区の「旧吉田家住宅主屋」は仙台藩から気仙郡のまとめ役となる大肝入に任命された吉田家が1802年に建てたものです。

震災で全壊しましたが、がれきの中に残った柱や梁などの木材を保存し、地元の気仙大工らが新しい木材と組み合わせて復旧作業を進めてきました。

旧吉田家住宅主屋は23日一般公開が始まり、2026年3月までは無料で見学できます。