独創的な形の織部焼の作品で知られる岡山県総社市在住の陶芸家・児島塊太郎さんの個展が、岡山市北区の百貨店で始まりました。
エジプト・ナイル川に浮かぶ帆船をイメージしたこの作品は、するどい形と柔らかな緑のコントラストがみどころの一つです。

天満屋岡山店で始まったのは、大原美術館の礎を築いた画家・児島虎次郎を祖父に持つ児島塊太郎さんの喜寿を記念した個展です。
エジプトを旅した虎次郎に思いを馳せて制作した花器など約70点が展示されています。
(児島塊太郎さん)
「虎次郎が描いたスケッチや油絵を見たときに私自身が発想した作品群をみなさんに見ていただければ」

この個展は、岡山市北区の天満屋岡山店で今月26日まで開かれます。