春の高校野球宮城県大会で20日は2回戦が行われました。私立の強豪校同士が対決。接戦を制したのは…。

去年の秋の大会、1回戦敗退の雪辱を果たしたい東北。対する相手は14年ぶりの東北大会を目指す大崎中央。

先手を取ったのは東北です。1回、1アウト満塁のチャンスで5番・越田は打ち取られた当たりでしたが、ファーストが落球してその間に3塁ランナーがホームインし、東北が先制します。

1点を追う大崎中央は、6回。ランナー2塁3塁で、バッターは、6番・小高。センター前にはじき返し同点に追いつきます。

それでも東北は、7回。ランナーを3塁に置いて、打席には2年生の笠。レフトへのタイムリーヒットで東北が勝ち越します。

このリードを4人の継投で守った東北が、準々決勝進出です。

東北高校 大場隼汰主将:
「秋は初戦で敗れてしまった。春はチャレンジャー精神で取り組んできた。チャレンジャー精神を忘れることがないように一戦必勝で頑張っていきたい」

春季高校野球、県大会の決勝戦は今月25日、石巻市民球場で行われます。