支部長の選任 市連は難しいかじ取り

一方、自民党富山市連も昨夜、常任総務会を開きました。会合は非公開でしたが、出席者によりますと所属する県議、市議で田畑議員を選挙区支部長に選任しない意向を再確認したということです。

富山市連は5月13日に総務会を開催。市議選の厳しい結果を踏まえ、党員問題が参院選への逆風になるとの危機感から田畑議員を選挙区支部長に選任しない方針を示しましたが、一部の校下支部役員が反対し、結論を持ち越しました。

自民党富山市連 中川忠昭支部長
「あしたまたいろいろと皆さん方に説明した中で合意形成を図っていくと。できればあすの総務会で決めて(25日の)総会に臨みたい」

出席者によると、富山市連は20日夜に開く総務会で田畑議員の選挙区支部長選任について賛否の多数決を含めた選択肢を示し、各校下支部役員との合意を図る方針です。

地元で選挙区支部長の不選任を求める声が大きくなっていることについて田畑議員は─。

田畑裕明 衆議院議員
「ひとえに私の不徳の致すところでございますし、現職の国会議員として一兵卒でですね、しっかり理解をいただけるようにこれからも努力をしていくという気概でいっぱいであります」