アメリカとの関税交渉のため、今週中にも訪米することで日程調整をしている赤沢亮正経済再生担当大臣は、米国時間の19日から、ワシントンにおいて対面での事務レベル協議が始まったことなどを明らかにしました。
20日、午前8時半過ぎの総理官邸。石破総理と面会した赤沢大臣に…
記者
「総理が役員会で、今週にも大臣が訪米するとおっしゃっていたけども、今週というのは、ほぼほぼ固まっている日程という認識でしょうか?」
赤沢亮正 経済再生担当大臣
「その方向で日程調整を行っていると、総理がそうおっしゃったっていうことでありますし、その方向で日程調整を行っているっていうことです。まだ具体的に確定はしていません。」
その後の閣議後の会見では、米国時間19日から、ワシントンDCで、対面による事務レベル協議が始まったことを明らかにし、「かなりこれヘビーに行っております。外務省を中心に関係省庁が連携して対応しております。」などと説明しました。
そのうえで、赤沢大臣は、「米国による一連の関税措置の見直しを強く求めるとともに、可能な限り早期に日米双方にとって利益となるような合意実現できるよう、率直かつ建設的な姿勢で協議に臨みたい。」などと、これまでの主張を繰り返し、あらためて、トランプ関税措置の撤廃を求める考えに変わりがないことを強調しました。