いわゆる「台湾有事」などの際の住民の避難に関して沖縄県与那国町の職員が20日、受け入れ先の佐賀市を視察しました。

与那国町の田島忠幸総務課長らは20日午前、佐賀市役所を訪れ、池田一善副市長らと面会しました。
佐賀県は台湾有事などの際に与那国町の住民およそ1700人を佐賀市と鳥栖市で受け入れる計画です。

与那国町の一行は避難の際の拠点施設となる「SAGAアリーナ」も視察しました。

与那国町 田島忠幸 総務課長
「こんな大きい施設が島にはないのでイメージできなかったんですけど、避難先の一時滞留場所としてはいろんな設備が整っていますので」
政府からの要請で九州各県と山口県はそれぞれ沖縄県からの避難住民の受け入れ計画を今年3月に公表しています。